Vol.11 重要無形文化財
『芭蕉布 絣菱文』
手にした瞬間、この布の持つひんやりとして艶やかな美しさに魅せられてしまいます。沖縄の芭蕉畑をそよぐ風を感じずにはいられません。芭蕉布は糸芭蕉の繊維を『芋績み』とよばれる爪や指先を使って裂いて同じ...
Vol.10 重要無形文化財技術保持者
久留米絣『森山虎雄』
福岡県を代表する綿織物『久留米絣』ふんわりとした手触りに素朴な風合いが心に残る布。念願の森山虎雄さんの作品を手にすることができました。正藍染の奥深い色と手織りの優しい風合いに心動かされます。
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Vol.9 フレンチリネンをまとう
麻といえば、日本の夏には欠かせない素材。麻の服の爽やかな着心地が、お好きな方も多いと思います。麻には種類があり、よく耳にする「リネン」とは、亜麻(あま、フラックス)というアサ科の品種から得られ...
Vol.8 裂織の温もり
15年前に取り組んだ裂織の布。薄いシルクを大きなペンキ塗りの刷毛で染めて、和鋏で布をカットして布玉を作る作業を楽しんでいました。織手の職人さんと差し色を打ち合わせ経糸の素材を変えていく作業は...
Vol.7 江戸日傘と桜皮細工の籠
この日傘の柄には桜の木の皮が用いられています。薄墨で染められた絹に桜とは…なんと粋な発想ではありませんか。緩やかな川面に見立てた墨流しの絹。その上に桜の花びらが散る様を想像させてくれる日傘で...
Vol.6 15年の時を経た藍染の手織り綿
20年来ムージュ作品を楽しんでくださっているN様。先日、散歩途中自由ヶ丘店にお立ち寄りくださった折この「藍染の手織綿ジャケット」をお召しでした。思わず「生地の風合いがよくなりましたね。
ご本...
Vol.5 素材が持つ力を最大限引き出す
私たちは下地布の手織の風合いを残しつつ、ふっくらと刺していきます。
糸が布に馴染んだとき、絵もしれぬ色に変化します。
ベールを纏ったかのような表情は神様の贈り物のようです。色の深みは...
Vol.4 シンプルの中に見る造形美
「ムナカタ ステッチ」の良さは服が主張過ぎないことにあります。主役は着てくださるカスタマー。服は主役を引き立てるツールにすぎません。
シンプルだからこそ素材の良さが際立ちます。
次世代に継...
Vol.03 綿
ストレスフリーのブラウスたち
ムー・ジュ ムナカタではストレスフリーのブラウスを幅広い年代の方に提案しています。
穏やかな気持ちで日々をお過ごしいただくために、綿 麻 シルクと天然素材を厳...
Vol.02 麻
衣類の中でもっとも古い歴史のある布『麻』
蒸し暑い季節にひんやりとした感触の麻は着心地良く過ごせる必須マテリアルです。
麻の種類は多種多様。日本では着物にも麻素材を取り入れて涼を楽しむ文化...