Glass Beads. とんぼ玉
いつの時代のものか調べてみたくなる
『Glass Beads』
我が家に落ち着いてまだ30年に満たない。
古くは4500年前から中央アジアやヨーロッパの
人々の手によって製造され
数々の冒険を経て今に至る。
この『Glass Beads』たちは一体どこで生まれて
なぜ宗像の地に落ち着いているのかと思うと
不思議な気持ちになる。
なぜ宗像の地に落ち着いているのかと思うと
不思議な気持ちになる。
母が西アジアの地で手に入れる以前の空白の時を
土の中で眠っていたのだろうか…
はたまた濃い髭を蓄えた
馬賊の胸元を飾っていたのだろうか…
土の中で眠っていたのだろうか…
はたまた濃い髭を蓄えた
馬賊の胸元を飾っていたのだろうか…
いずれにせよ人々は美しい色に惹かれ
大切にしていたものと想像する。
大切にしていたものと想像する。
日本では江戸時代『オランダ玉』と呼ばれ
高価で取引されていたと聞く。
高価で取引されていたと聞く。
鎖国時代に平戸や長崎で
オランダとの交易が許され、輸入された
数少ない美しい玉に人々は驚嘆し我先にと
買い求めたと文献にもある。
オランダとの交易が許され、輸入された
数少ない美しい玉に人々は驚嘆し我先にと
買い求めたと文献にもある。
いつの世も権力の象徴であったに違いない
装飾品。
装飾品。
愚息がまだ小学生だったころ
『宗像大社 神宝館』の分厚い展示ケースの中に
沖ノ島から出土したガラス玉を見つけ
「お母さん!国宝だって」と
私の手を強く引っ張って行った事が
昨日の事のように思い出せる。
『宗像大社 神宝館』の分厚い展示ケースの中に
沖ノ島から出土したガラス玉を見つけ
「お母さん!国宝だって」と
私の手を強く引っ張って行った事が
昨日の事のように思い出せる。
「おばあちゃんのと同じ色だね」と…