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Vol.04 刺し子ステッチのブラウスを手洗いする

Vol.04 刺し子ステッチのブラウスを手洗いする


刺し子ステッチの服は

基本ブラッシング日陰干しをおすすめしています。

お洗濯をお考えの場合はドライクリーニングをお願いしています。

今回は、店主愛用の刺し子ステッチ綿ブラウスを

手洗いしたらどうなるのかを実験してみました。


刺し子の服を洗う場合は

キュプラの裏地がついていないというのが条件です。





準備するものは、洗面台のシンクもしくは洗い桶。

市販の中性洗剤。バスタオル数枚。





平干し用ネットもしくは肩のあるハンガー。







洗面台のシンクもしくは

洗い桶にぬるま湯(36℃から38℃)をご用意ください。

今回はドラッグストアで買える市販の中性洗剤を使用します。





ぬるま湯10ℓに対して中性洗剤は4㎖。





洗剤メーカーによって分量は変わります。

パッケージの裏に書いてある洗剤の使用量を確認してください。







洗剤を入れたら素早くかき混ぜ泡立てます。

洗剤成分を均等にすると

布にむらなく洗剤成分が染み込みやすくなります。


また、洗剤原液による生地の傷みも心配いりません。

ブラウスを畳んで洗剤液に浸します。






やさしくやさしく押し洗いを15回ほど繰り返します。

揉んだり擦るのは生地や糸を傷め、

色むらを引き起こしますのでご注意ください。





洗剤成分を絞り出します。






濯ぎはぬるま湯を変えながら

洗剤成分がなくなるまでやさしくやさしく

ブラウスを揺らすようにして洗います。







濯いでは軽く絞るを3回から4回繰り返します。







バスタオルを広げて、ブラウスの形を整えて挟みます。









ブラウスの水分をバスタオルにうつすように

ポンポンと軽く叩きます。





三つ折りにたたみさらにポンポンと叩きます。

タオルを変えて2回から3回。






ブラウスの水分が滴り落ちなくなるまで繰り返します。







ブラウスの肩を持ち広げて

平干し用ネットの上に形を整え広げて日陰に干します。






平干し用ネットがない場合は、

肩のあるハンガーを用意してください。

普通のハンガーにタオルを巻きつけるだけでも大丈夫です。






生地を裏返して日陰に干してください。




刺し子をする生地は天然染料で染色されたものがほとんどです。

生地の褪色を防ぐためにも部屋干しいただく方が

ダメージが少ないのでオススメです。





扇風機やサーキュレーターを活用すると

生乾きもなく気持ちよくご愛用いただけます。

製造工程で縫い上げ前に2、3度水通しした後、

整形してから裁断するので服の状態で洗っても

縮まないように工夫
しています。



しかしながら、洗濯を繰り返すと

糸の風合いがなくなりふっくらとした刺し子の良さがなくなります。

できるだけブラッシングのお手入れを重ねてお願いいたします。